道央・道南の「食×ものづくり」産業で働く

道央・道南地方とは?

本ページでは食ものづくりをテーマに道央地方・道南地方の魅力をお伝えします。道央地方は石狩、空知、胆振、日高、後志の5つの地域に分けられ、道南地方は渡島、檜山の2つの地域に分けることができます。

道央・道南地方は【食】となる資源が豊富

 食材が豊富なことで有名な北海道。道央・道南地域にも、水産物、農産物、畜産品など様々な【食】となる資源が存在します。水産物、農産物、畜産品と様々な【食】となる資源が存在します。
 水産物では、石狩発祥の北海道を代表する鍋料理「石狩鍋」には欠かせない鮭をはじめ、太平洋からの親潮がはぐくむ日高の昆布や、全国的にも有名な渡島のウニやイカなど、海の幸に恵まれています。
 農産物では、フルーツ街道沿いの町として夜市や仁木のリンゴやブドウが有名な後志。夕張メロンや由仁町のサクランボなどの北海道ブランドが豊富な空知。檜山ではジャガイモの生育に適しており、その品質・味の良さは全国的にも有名です。
 畜産品では、黒毛和牛の「白老牛」が有名な胆振。乳牛や肉牛が盛んな地域で、乳酸品も数多く存在します。
 北海道の豊かな自然に育まれた様々な美味しい【食】の山地や旬の食材を求めて、海外の観光客をはじめ、北海道旅行される方が増えています。各地域の【食】の資源を使用したお土産も多数存在しています。

食×ものづくりの現状と魅力とは?

 ものづくりと普段の生活は密接につながっています。普段の食事や何気なく使っているものも、何処かで誰かが製造しているものです。
 ものづくりには「喜び」の瞬間がいくつもあります。ここでは、食とものづくりを絡め、加工食品ができるまでを取り上げながら、「喜び」の瞬間を紹介します。
 商品を開発しする際、まず企画を考えます。お客様や市場のニーズなど情報を収集し、企画会議を行います。企画が決定すると、開発・営業・製造などスタッフで話し合い、サンプル品を作製していきます。食材の選定や、調味料の配合比率など、企画での商品コンセプトを実現するために、施策や試食、検証を何度も繰り返していきます。こうした試行錯誤の中で、新たなアイディアが浮かんだときや、納得できる味にたどり着いたとき、喜びを感じるでしょう。
 サンプル品が完成したら、次は営業です。商品の良さをお客様に提案をします。提案時のお客様の要望も踏まえ、改良を重ねていきます。さらには、商品を放送する箱や容器の種類、色、デザインなどもお客様と打ち合わせし、同時に資材メーカーやデザイナーとやりとりをして選定していきます。こうした営業が実を結び、商品化が決定した時は喜びの瞬間です。
 これらを経て、工場で大量生産や手作りで生産など、実際に製造がはじまります。開発職は食材の投入順、設定温度、時間などの製造フローを記した指示書を作成します。商品が完成したら、入念に品質チェックを行います。商品完成までの全ての工程で品質管理を実施します。そしてサンプリングを検査し、問題がなければ出荷となります。自分が作った商品が世の中に出回ることは、大きな喜びです。そして、商品を口にしたお客様の喜びも生み出しています。

道央・道南地方の食 × ものづくり

 北海道では、地域の豊富な資源を生かし、食クラスター活動の新たな展開などを進める「食」の分野と、自動車関連産業の集積促進をはじめとした「ものづくり」分野を戦略産業と定め、産業振興と雇用創出を一体的に取り組み、道内の良質で安定的な雇用の受け皿づくりを進めています。ここでは道央・道南地方の食とものづくりの実績をいくつかご紹介します。  恵庭市内の農園で栽培している加工用トマトを使用したトマト鍋スープが二〇一六年「北のハイグレード食品+」を受賞しています。動産加工食品のトップランナー商品群として道内外へ自信を持って発信する北海道の食匠です。農薬や化学肥料は使わず、安全で味わい深い野菜生産を目指しています。
 空知管内では機能性の高い食品の生産に取り組む企業が注目を浴びており、夏のわずかな間にしか取れない「たもぎ茸」を南幌町にある企業では栽培・加工し、たもぎ茸濃縮エキス「バイオゴッド(ヘルシーDo認定)を製造。日本初の品種登録です。
 登別市内の乳製品加工会社では、北海道酪農検定検査協会入室検定で二〇一三年から連続第一位の乳質を誇る、登別の生乳をたっぷり使ったアイスクリームやプリンなどの乳製品を製造しています。素材の良さを実感できるのが特徴で、登別温泉街のお土産として注目されています。
 新冠町の食品加工会社では、エゾシカ肉を加工処理し、販売しています。衛生管理を徹底し、北海道から適正認証加工施設の第一号に認定されました。主に食肉やペットフードに加工され、食肉は三週間熟成して作られ、「低カロリー、高たんぱく質で鉄分も豊富」で、さっぽろしないのホテルなどで使用されています。
 寿都町の水産加工会社では、国内で産業利用されていない海藻のダルスを原料にした佃煮商品を製造。加工に伴う色調の変化を安定化させる技術開発により、ボイル塩蔵品の触感を独自の加工技術を保持し、シャキシャキとして独特な食感を実現。二〇一六年度北海道新技術・新製品開発賞で大賞に選ばれました。
 函館では、誰もが一度は食べたことのある「サイコロキャラメル」。一度生産を中止した商品ですが、市内にある歌詞製造会社が引き継ぎ、北海道名産として販売するため「北海道らしい素材」にこだわり練乳やてん菜糖などの主原料を動産に切り替え、自社ブランドで製造販売しています。
 奥尻町では、町政施行五〇周年の節目に合わせ、地酒の消費を増やし地場産業の発展につなげる狙いで、「奥尻島地酒で乾杯を推進する条例」が全会一致で可決しました。町内にあるワイン製造会社は檜山地方の海と緑が溢れる自然環境を生かしワインの原料となるぶどうを自社の畑で栽培製造しており、人気を集めています。
 道央・道南地方ではこのような豊富な資源を生かした商品が評価されています。

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道央・道南地方での生活と働き方

ここでは道央・道南地方での生活と働き方について取り上げます。札幌以外の道央地方と道南地方での生活では、豊かな自然とゆったりとした環境が感じられるとともに、札幌や函館を中心に広がる交通機関のアクセスの良さから、都市部の環境も身近に感じることができます。仕事とプライベートで環境を切り替えることができ、休日には、高速道路やJRを利用して都市部に足を運ぶ方も多くいます。
 ゆったりとした生活の中での子育てや、都市部の進学校への通学など、子供の育児・教育を踏まえ、この地域で家を購入した方もいらっしゃいました。街によって異なりますが、子育て支援施設の充実や児童手当の支給など育児環境も整っています。
 また、各自治体では、移住・定住に関する取り組みを行なっており、様々な制度が存在します。気になる市町村がありましたら各自治体のワンストップ窓口へお問い合わせください。
 都市部を身近に感じながら、ゆったりとした生活を考えている方は道央・道南地方を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

道央・道南地方で働く支援

 道央・道南地方での「働く」を支援する機関であるジョブカフェ、ハローワーク、各自治体の雇用促進の取り組みをご紹介します。
 ジョブカフェとは、正規の就職を希望しながら就職活動している44歳以下の方(学生含む)が就職カウンセリングやセミナー、求人情報検索などの様々な就職支援サービスを無料で受けられる施設で、道内に6箇所、札幌市をはじめ道南では函館に設置されています。就職カウンセリングでは、就職活動についての悩みや不安を解消するために、経験豊富なキャリア・アドバイザーがマンツーマンでアドバイスを行なっています。就活支援セミナーでは模擬面接や自己PR、企業の人事担当者を招いてディスカッションなどたくさんのメニューから、自分に合ったセミナーを指定して受講できます。
 ハローワークでは就職希望者一人ひとりのニーズに応じた就職相談・職業紹介や、職業訓練などの情報提供を行なっています。札幌のほかに、道央地方では小樽、千歳、滝川、岩見沢、室蘭、苫小牧、浦河などに窓口が設置されており、道南地方では函館、江差、八雲に窓口が設置されています。
 札幌のジョブカフェ、ハローワークでも道央・道南地方の求人情報を提供しています。お近くの窓口へお問い合わせください。
 次に自治体での取り組みをご紹介します。札幌市では、「就業サポートセンター」に置いて、カウンセリングやセミナーなど職業紹介サービスをワンストップで提供しています。美唄市、石狩市、恵庭市、北広島市、登別市では、職業相談窓口「ジョブガイド」を設置し、就職相談・職業紹介を行なっています。函館市では、函館の仕事に関するポータルサイト「函館しごとネット」を運営し、就職関連イベント情報などの発信やUIJターン希望者向けの職業紹介を行うなど、各自治体で様々な取り組みを行なっています。

道東地方への移住・定住の取り組み

道東の自治体では「移住・定住」に関して様々な取り組みを行っています。例えば中標津町では「、農林水産業への就業支援」として新規就農者の生活および経営安定に必要な資金(上限個人1,000万円)を無利子で貸付しています。これから酪農業をしたい方にはうれしい支援です。根室市では、「子育て支援」として中学就学前の児童・乳幼児の入院および通院医療費を、所得制限はありますが、一部又は全額助成制度があります。また、22歳未満の子が3人以上いる世帯について、3人目以降の保育料及び入園料を無料化するなど、子育てをするのに充実した制度が豊富にあります。各自治体では、移住を希望する方へ適切な情報を提供するため、ワンストップ窓口を用意しています。気になる市町村がありましたら各自治体のワンストップ窓口へお問合せください。