道東の「食×ものづくり」産業で働く

道東地方とは?

本ページでは食ものづくりをテーマに道東地方の魅力をお伝えします。 道東地方はオホーツク、十勝、釧路、根室の4つの地域に分けることができます。

道東地方は【食】となる資源が豊富

 食材が豊富なことで有名な北海道。道東地域は、国内でも有数の漁獲量を誇る水産王国です。オホーツク地域は、流氷の恵がもたらす豊かな漁場があったり、釧根地域も海流が豊富な水産資源を運んできてくれます。ホタテや、カキなどの栽培漁業もブランド品として全国的に知名度が高いところです。広大な平地を利用した農業も盛んで、十勝では一戸あたりの耕地面積は道内平均の2倍、全国平均の倍もあり、大規模な畑作経営がみられる日本最大の食料基地として知られています。また、人口よりも牛が多いことが有名な町があるほど酪農業も盛んで、全国の約5割の生乳が生産される北海道で、その約8割は道東で生産されており、道外にも多く移出されています。
 こうした【食】を求め全国、海外から観光客が訪れますが、そこに住み地元の【食】を堪能できることもうれしいことです。

食×ものづくりの魅力とは?

 ものづくりと普段の生活は密接に繋がっています。普段の食事や何気なく使っているものも、どこかで誰かが製造しているものです。
 ものづくりの魅力のひとつは、ゼロから実際に製品が出来るまでの過程に携われることです。「もの」を作る製造業者はもちろん、「もの」となる食材や機械部品の生産者、「もの」を心待ちにする消費者など、多くのひとの思いが形となって、価値が生み出されたとき、仕事のやりがいに繋がるでしょう。自分が携わった商品が店頭に並んでいたり、メディアで取り上げられたりなど、喜びを感じられるのも、ものづくりに携わる人の特権です。
 ものづくりと一言で言っても、どう作るか、その手法や求められる資質は様々です。味にこだわる食品や精巧な機械を作るにはひとの感覚が不可欠で、じっくりと商品と向き合いながら技術を追求していける職人肌の方が向いていると言えます。作業マニュアルのもと製造ラインで大量生産するには、機械操作や検品、梱包など同じ作業の繰り返しの中でも質が落ちない正確さが求められます。オーダーメイドで受注生産するには、顧客の要望を把握する力が重要です。ものが生まれるきっかけはアイデアから。この世にない新たなものを創るため、その発想力を活かしてみませんか。
 ものづくりの企業は、商品を製造する部門のほか、開発・検査を行う技術職、商品を売り込む営業職、手配や在庫管理を担う事務職など、様々な職種で成り立っており、腕にスキルを持っていない方、経験がない方でも携わることができるお仕事です。

道東地方の食 × ものづくり

 北海道では、地域の豊富な資源を生かし、食クラスター活動の新たな展開などを進める「食」の分野と、自動車関連産業の集積促進をはじめとした「ものづくり」分野を戦略産業と定め、産業振興と雇用創出を一体的に取り組み、道内の良質で安定的な雇用の受け皿づくりを進めています。ここでは道東地方の食とものづくりの実績をいくつかご紹介します。
 2016年度「北海道新技術・新製品開発賞」のものづくり大賞に、根室市昭和町の漁具製造販売会社トーエー産業の特許技術で漁業経営の効率化に考案された「刺込式網仕立」が根室管内で初めて選ばれました。漁網をロープに連結する際に用いる技術で、耐久性向上、コスト削減のほか、網の仕立て作業に必要な熟練技術や負担も軽減するものです。
 厚岸町では、堅展実業(株)によるウイスキー製造工場が完成。スコットランドの伝統的製法と厚岸らしい風味を融合し、どこにもないオリジナルな香りや味わいを目指します。厚岸町から世界の国々に認められるようなウイスキーづくりが進められています。
 十勝では、食の地域ブランド化の取り組みが展開されています。そのひとつとして、「主原料十勝産100%、安心・安全・美味しい」を基準に、ナチュラルチーズ、パン、お菓子、乳製品といった加工食品を認証する制度「十勝ブランド」があります。地域では、多くの人に十勝ブランドを味わってもらうため、毎年、認証品を販売する店舗を巡るスタンプラリーが開催されています。
 日本有数のじゃがいもの産地である斜里郡清里町では、1975年、地元を代表する特産品を開発しようとの一声から、清里焼酎醸造所にて日本初の「じゃがいも焼酎」が誕生しました。全国各地でご当地焼酎が造られる先駆けとなり、平成元年には地域振興に果たした役割が評価され「北海道まちづくり百選」に選定されています。
 道東地方ではこのような豊富な資源を生かした商品が評価されています。

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道東地方での生活と働き方

 ここでは道東地方での生活と働き方について取り上げます。道東地方で生活を送っている方々は基本的に通勤から休日のお出かけまで車の利用者が多いです。実際に道東で働いている方々に尋ねると、仕事とプライベートをしっかり分けることができ、休日を満喫することができるという声をいただきました。夏は釣りに出かけたり、冬になるとスキーやスノーボードで楽しむ。豊かな環境を生かした休日の過ごし方ができます。街によって異なりますが、子育て支援施設の完備や児童手当の支給など子育てをする充実した環境が整っています。土地も札幌市に比べ安価なため、子供の出産を機に家を購入し定住している方々も多くいらっしゃいます。ゆったりとした環境の中で生活をしたいと考えている方は道東地方を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

道東地方で働く支援

 道東地方での「働く」を支援する機関であるジョブカフェ、ハローワーク、各自治体の雇用促進の取り組みをご紹介します。
 ジョブカフェとは、正規の就職を希望しながら就職活動している歳以下の方(学生含む)が就職カウンセリングやセミナー、求人情報検索などの様々な就職支援サービスを無料で受けられる施設で、道内に6か所、札幌市をはじめ道東では北見・帯広・釧路に設置されています。就職カウンセリングでは、就職活動についての悩みや不安を解消するために、経験豊富なキャリア・アドバイザーがマンツーマンでアドバイスを行っています。就活支援セミナーでは模擬面接や自己PR、企業の人事担当者を招いてディスカッションなどたくさんのメニューから、自分に合ったセミナーを指定して受講できます。
 ハローワークでは就職希望者ひとりひとりのニーズに応じた就職相談・職業紹介や、職業訓練等の情報提供を行っています。札幌のほかに、道東地方では北見、紋別、網走、帯広、釧路、根室に窓口が設置されています。
 札幌のジョブカフェ、ハローワークでも道東地方の求人情報を提供しています。お近くの窓口へお問い合わせください。
 次に自治体での取り組みをご紹介します。北見市では、ハローワークとの一体的施設で、ジョブカフェとも併設する、「ジョブサポートきたみ」において、さまざまな就職支援サービスを提供しています。帯広市では、Uターン・移住希望者のためのウェブサイト「ワークワークとかち」により、十勝の企業情報などの発信を行っています。釧路市では、Uターン希望者のための相談窓口「Uターン相談コーナー」を市役所と東京事務所内に設置するなど、各自治体で様々な取り組みを行っています。

道東地方への移住・定住の取り組み

 道東の自治体では「移住・定住」に関して様々な取り組みを行っています。例えば中標津町では「、農林水産業への就業支援」として新規就農者の生活および経営安定に必要な資金(上限個人1,000万円)を無利子で貸付しています。これから酪農業をしたい方にはうれしい支援です。根室市では、「子育て支援」として中学就学前の児童・乳幼児の入院および通院医療費を、所得制限はありますが、一部又は全額助成制度があります。また、22歳未満の子が3人以上いる世帯について、3人目以降の保育料及び入園料を無料化するなど、子育てをするのに充実した制度が豊富にあります。各自治体では、移住を希望する方へ適切な情報を提供するため、ワンストップ窓口を用意しています。気になる市町村がありましたら各自治体のワンストップ窓口へお問合せください。