農地所有適格法人 株式会社 宗谷岬牧場 片山 菜津恵さん

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片山 菜津恵 さん
企業 農地所有適格法人 株式会社 宗谷岬牧場
部署名 酪農部 デイリー
名前 片山 菜津恵さん
年齢 28歳
勤続年数 5年目


「北海道に戻って働きたい」

なぜこの会社に就職されましたか?

  私は栗山町出身で実家が米農家を営んでおり、品種改良など以前から興味があり、育種を学びたいという気持ちから高校卒業後、青森の弘前大学に進学しました。大学在学中、就職活動をしている中で、宗谷岬牧場の求人情報を見つけました。青森ではなく北海道に戻って働きたいと思いがあり、受けてみることにしました。就職試験の時、職場が自分に合うかどうかを判断する職場体験で1週間くらい実際に働く期間がありました。私は手先が器用なほうでは無く、細かい研究は苦手で、体を動かす仕事をしたいと思っており、牛に触れるのも抵抗無く、就職体験の時にここで働きたいと思いました。

「先輩に教えてもらいながら」

入社してからのことを教えてください。

入社して3カ月くらいは主に牛のベット掃除をしていました。入社当時はマニュアルというものは無く、先輩と一緒に現場を回りながら、業務を覚えていく日々でした。基本的な仕事は、牛の健康状態を見ることです。顔の表情や耳が垂れていること、目が引っ込んでいることなどで判断するのですが、最初は見るだけでは全く分からず、先輩に教えてもらいながらだんだんわかるようになりました。最初、搾乳を経験した時は、力仕事もあり、手や腕が痛くなったり筋肉痛になってしまったりして大変でした(笑)。業務をこなしていく中で少しずつ慣れていきました。

「牛の健康管理は自分たちで」

この会社でどのような仕事をしていますか?

 私の仕事のメインは繁殖です。牛の発情を見極めていきます。発情がこない牛はホルモン剤を使用し観察します。牛の乳量が増えると繁殖成績は悪化してしまうので、搾乳による牛受胎率向上のための栄養管理が、繁殖の仕事で大変なところです。管理は1カ月から2カ月くらいかかり、子宮と卵巣の状態を確認し、獣医師の指示の下、ビタミン剤を投与したりなどの管理をしていきます。獣医の診療所は遠いので、できるだけ自分達で管理するようにしています。牛の症状により管理の仕方も変わるので、毎日牛の顔つきやお腹の音を聞くなどして、健康管理のための状態チェックを行っています。臆病な性格の牛は逃げ回り、対処が大変な場合もありますが、日々頑張って働いてます。

「無事に出産してほしいという気持ち」

この仕事のやりがいや魅力はどんなところですか?

 牛の繁殖を計画から実際の業務まですべて自分で行っており、現場のすべてを任せてもらえていることにやりがいを感じています。私にとって繁殖業務は楽しくて、間近で牛を見ているのが個人的にはすごく好きです。最初子牛が生まれた時は、すごく嬉しかったのを覚えています。出産するまでには、管理の継続など苦労することもたくさんありますが、毎日、無事に出産してほしいという気持ちで仕事に励んでいます。受胎の目安は月30頭という目標があり、目標に達成できるように日々、牛の健康管理に力を入れています。

「ずっと続けていきたい」

今後この会社でどうしていこうと考えていますか?

 繁殖業務に関して力足らずな部分があり、どうやったら受胎率があがるのかを勉強していきたいです。この仕事の学ぶ場所は現場です。実際に見て自分なりの考え方でやってみて、自分で経験していかないと身につかない仕事だと思うので、自分のスキルを上げるためにも現場での経験値を上げていきたいです。入社して5年経過して思うことは、つらいと思ったこともないですし、自分の中でこの仕事の楽しさを実感していけているので、自分に合っている仕事だと思っています。私はこの仕事を、ずっと続けていきたいと思っています。

農地所有適格法人 株式会社 宗谷岬牧場
業種 酪農事業、肉用牛の繁殖生産および育成・肥育事業
電話番号 0162-76-245