高砂酒造㈱ 中嶋 康雅さん

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 中嶋 康雅さん
企業 高砂酒造㈱
部署名 管理部 総務経理課 主任
名前 中嶋 康雅さん
年齢 29歳
勤続年数 4年目


「就職のために資格を取得」

なぜこの会社に就職されましたか?

 私は札幌出身で、高校まで札幌に住んでおり、大学進学に伴い滋賀県に移住しました。気候になかなか慣れることができず、就職は北海道でしようと決めており、札幌に戻って地元に貢献できるような仕事がしたいと思うようになりました。そんな中、旭川で日本酒を自社で製造販売し、地元に貢献している企業を知人から紹介頂き、面接を受けました。簿記2級の資格を取得すれば、経理として採用を約束するという話を頂き、猛勉強して無事資格を取得することができ就職に至りました。現在の仕事内容は、主に月次決算と本決算業務を行っています。

「厳寒多感の気候を生かした製品」

この会社はどんな会社ですか?

  弊社は「ここにしかないモノ」を造り続ける地酒蔵をコンセプトに、厳寒多雪な旭川の気候を最大限に利用して酒造りを行っています。メインブランドは男性的で爽やかな辛口の旨さが評判の「国士無双」です。また地産地消の一環として、北海道産米を原料米に使用し地元の水で仕込む「純北海道産酒」の製造を行っており、地域の皆さまに愛される酒造りに取り組んでいます。さらに明治42年に建設された酒蔵の一部を利用した直売店を構え、生酒を中心に蔵元限定酒や酒粕などを多数取り揃え販売しております。

「中小企業なたではの風通しの良さ」

この仕事のやりがいや魅力はどんなところですか?

 自社製造しているのが最大の魅力です。北海道産の米と水を活用し、お客様に喜んでもらえる製品をゼロから作りだせるのは素敵なことだと思います。また、自分の意見を素直に言える会社の環境に魅力を感じています。若い従業員が出した意見も商品に反映され、製品化するケースが多くあります。新商品開発の時は、営業がお客様から頂いた提案や、社内全体の会議の際に出された提案を集め、企画部が中心となって話を進めていきます。決して大きな会社ではありませんが、中小企業ならではの社内の風通しの良さを感じており、自分の意見で製品が形になると仕事が楽しくなりますね。弊社は直営店があるため、お客様の声が届きやすいです。お客様からの「美味しかった」の一言はこの仕事をしていて一番やりがいを感じる瞬間です。

「会社の若手メンバーで始動させたプロジェクト」

会社としての新しいプロジェクト

 平成28年に会社の若手メンバー5人で日本酒をあまり飲んだことの無い方や女性をターゲットに日本酒の普及活動の一環として、チャレンジタンクを1本醸造する商品開発プロジェクト「KURA Challenge」を始動し、新しいお酒「若蔵( わかぞう)」を数量限定で販売しました。若手メンバー5名が企画・醸造・販売まで全てを行う商品開発は高砂酒造では新たな試みです。「オールメイドイン旭川」をコンセプトに掲げ、旭川で育った「吟風」を使用し、ラベルデザインは旭川を拠点に活動する書家さんに題字を描いて頂くなど、皆で意見を出し合いこだわりの製品ができました。また、近隣町と共同で開発し、地元の生産者の顔が見えるような商品企画をして、北海道の地酒蔵として北海道米の使用割合を増やした日本酒造りに力を入れています。これまで旭川の他に当麻町などと協力し日本酒を造りました。

「海外に向けた展開を考えながら」

今後この会社でどうしていこうと考えていますか?

私は多少ですが英語を話すことができるので、外国人観光客の対応を行っています。酒蔵に外国人が足を運んでくれるということは、日本の文化である日本酒が海外にも認知されている証拠だと思いますし、さらに海外にも日本酒を広めていきたいと考えています。今後取り組んでいきたいことは、酒蔵に訪れた外国人観光客向けに英語表記のポップを作成、従業員向けに英語の簡単な応対マニュアルを作成するなど、外国人に日本酒についてを説明できる環境づくりをしていきたいです。また発信の面では、海外に向けたSNSを取り入れた展開も考えていかなければならないなと思います。

高砂酒造㈱
業種 酒類の製造および販売
電話番号 0166-23-2251